免疫力を強化するキノコとは
「幻のキノコ」の概要
免疫力を強化する「幻のキノコ」ハナビラタケは、ほのかにマツタケの香りが漂いシャキシャキとした食感で鍋物の食材として登山家の間だけでしられたキノコでした。このハナビラタケが食品として誕生したのは、平成9年の夏、埼玉県立熊谷農業高校教諭の福島隆一先生と同校の自然科学部の生徒の皆さんがその人工栽培に成功したことに端を発しました。その年全国農業高校コンクールで研究成果を発表して、農林水産大臣賞を受賞しました。その模様は、テレビ・新聞で大きく報道されて話題となりました。
人工栽培されたハナビラタケは、食品としての登録をすべく日本食品分析センターの成分分析を受けました。その結果、ガン治療で話題のβーグルカンが大量に含まれていることが分かりました。このβーグルカンの総含有率は43.6%と健康食品の王様のアガリクス茸の約3倍もあり、キノコ類の中でも群を抜いています。
この分析結果に注目したのは、βーグルカンについて20年にわたり研究を行っている東京薬科大学の宿前利郎教授でした。テレビのニュースで、ハナビラタケの抗ガン作用の研究成果について報道されたとき、宿前教授が「驚いた!こんなキノコは見たことがない!」とコメントされた言葉が印象的です。このことはNHKの全国ニュースでも取り上げられ話題となりました。
宿前教授とその研究グループでは、マウスを使った抗ガン試験でハナビラタケの抽出液をマウスに投与して100%の抑制率があったとしています。また、ハナビラタケに含まれるβーグルカンは糖尿病や高血圧といった生活習慣病の方々にも十分効果があるとされています。正に21世紀期待の食品が誕生したといえます。 人工栽培ハナビラタケは科学技術振興事業団の「独創的研究成果育成事業」として採択され、着実に進歩しております。
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